『自分でゲームが作れるのが、すごく楽しかったから。続けようかなと思いました。』
YHさん&お母様YJさん インタビュー
2018年10月から、CODE FRIENDS 栄アクアリング校に親子で通っているYHさんとお母様YJさんにお話を伺いました。
YHさんは中学2年の女の子。楽しみながら課題に取り組んでいる秘訣やプログラミングとの出会いなど、近藤先生(栄アクアリング校講師)と一緒にお話を伺いました。
お住まいは、名古屋市内。毎回の授業には、YHさんと一緒に、お母様かお父様のどちらかが同行&同席していらっしゃいます。
(聞き手:事務局山田)
~こんにちは。インタビューのお時間をいただきありがとうございます。
さきほどの作品発表の時間で、YHさんが発表したゲームの中に登場したキャラクターがとても可愛らしくて、ワンパク男子たちにもウケていましたね。
それでは、この「CODE FRIENDS」 に入ったきっかけを教えていただけますか?
YHさん(生徒。以下「YHさん」)
『ゲームが好きで、自分でもゲームが作りたいと思ったからです。』
YJさん(お母様。以下「母」)
『ネットで調べて、こんな教室があるよ~って、娘に伝えました。』
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~ラジオじゃなくて、ネットで調べて、ですね。
(*名古屋エリアでのCODE FRIENDSは、ラジオ局ZIP-FMが運営しています)
お母様は、お子様がゲームをやっていて、「ゲームを作りたいと思っている」ということは、前からご存じでしたか?
母)
『そうですね。とにかく娘はゲームが大好きで。これからはプログラミングが大事だと言われているので、私の中では、娘には、ゲームばっかりやってなくて、せっかく興味があるゲームなので、そこからプログラミングとか作ることとかにも興味を持ってもらえたらいいかな、と。
あと、この子、ちょっと引っ込み思案なところがあって、難しい内容の習いごとだと、やってごらんよって言っても、「うーんでもちょっと緊張するし止めとく」っていうのがあるんですけど。
CODE FRIENDSは 親子でできるっていうことで、「お父さんやお母さんが付き添ってもいいんだよ」ということを伝えると、ハードルが下がったみたいで、娘から「だったら、是非やりたい」みたいな感じもあったから。』
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~親子で通ってOKっていうのは、実は、親もゲームが好きだったり、親とお子さんで共通の話題だったり…。親も興味があるんですよね、ゲーム作りって。
YHちゃん、ゲームを作っている時って、オウチでも教室でも、横にいるお母さんやお父さんに相談したりするでしょ?
YHさん)『はい(ニコ)』
~それが、お互いたのしいし、子供と親が会話できる場も提供できますし。
今は、家にパソコンがある家は少なくて、まず、iPadのようなキーボード無しでコンピューターに触れるのが最初。プログラミングにはキーボードが必須なので、キーボードに不慣れなお子さんのキーボード操作をお父さんお母さんに補助してもらおう、という狙いもあるんですよ。親も子も楽しんで、コンピューターに慣れてプログラミングに興味をもっていただきたいと考えています。
~YHさん、好きなゲームは?
YHさん)
『スーパーマリオブラザーズ シリーズが、すごい好きです。
マリオメーカーだと、コースの中に、はてなブロックとかコインとか、自分が起きたいところに置くことができて、それでコースが作れるっていうのも楽しいです。』
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~パソコンを触るのは好き?
YHさん)
『はい。CODE FRIENDSを始める前より、結構、昔から好きですね。』
~じゃ、オウチに、ずっとパソコンがあった?
母)
『そうですね。
私が、実はすごいパソコンが苦手で大人になってから困ったので、この娘を3年前からパソコン教室に習いにいかせるようになったんですよね、ワードとかエクセルとか。
それでパソコンを操作することも好きになったんですよね。
もちろん、そこでは、プログラミングはやらないので…。』
~そりゃ、そうですよね。
母)
『娘に「プログラミングも興味ある?」てきいたら、「興味ある」というか「やってみたい」ということで。
あ、その前に「Scratch」もちょっと、やってて、その流れで、CODE FRIENDS みたいに「本当にゲームを作ることができたら面白そうだな」と思って。』
~ということは、Scratchは、いつ頃?
YHさん)
『Scratchは小5くらいだったかな。
Scratchは、ブロックで組み合わせるだけだから、CODE FRIENDSだったら、より、世の中に出回っているゲームに近いカタチでゲーム作りがやれるかなと思って。』
~なるほど。CODE FRIENDSの先生たちも、「Scratchは、簡単でわかりやすくていいんだけど、ブロックを適当に組み合わせてすぐ動いちゃうんで、余り考えなくてもできちゃうと。
だから、CODE FRIENDSも含め、子供たちにはテキストコーディングを教えるんだ」って、言ってますね。
テキストでコードを打つことは、結局は、スキルになるし。CODE FRIENDSの先生たちの思いは、「作りたいものがあって、そのために考えて、トライアンドエラーをしながらカタチにしていくプロセスを学んでほしい」、まさに、そこなんです。.
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~コードをみたのは、体験教室が初めてだった?その時、どう思った?
YHさん)
『はい。最初にコードをみたとき、なんか、難しそうだなって、思いました。』
~「難しそうだ」と思って、プログラミングを学ぶことをやるかやめるかは、いつ判断したの?
YHさん)
『うーん、わかんないけど。』
母)
『CODE FRIENDSは、まずは、コードをコピー&ドペーストでOKで、(オンライン教材の画面の中には)日本語で書いてあるところもあるし、始めやすそうだなと思ったからかな…』
YHさん)
『はい。』
~じゃ、やっていくうち、コードのこのあたりをさわったらこうなるとか、面白くなってきたのって、いつくらい?最初から?
YHさん)
『いえ、面白くなってきたのは、結構最近(苦笑)』
~じゃ、1年くらいたって、コードの意味がわかってきて、プログラミングの面白くなってきたってことだね。
YHさん、プログラミングをやめなかった理由はなんだと思いますか?
YHさん)
『自分でゲームが作れるのがしかったから、続けようかなと思いました。』
~じゃ、作りたいものがあるから、無理やりやらされている感じは無い?
YHさん)
『やらされている感は、無いです(キッパリ)』
~妹さんに、YHさんがCODEE FRIENDSで作ったゲームを、さわってもらったことある?
YHさん)
『何回かあります。たのしくやってました。』
母)
『妹もゲームが大好きなんですけど、お姉ちゃんがこんなゲームをつくるなんて、凄いなと思っているようです。』
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学校や塾や習い事などいろいろあるかと思いますが、いま、学校とCODE FRIENDS以外で通ってらっしゃる所はありますか?
母)
『ピアノとパソコン教室くらいなんですけど。
習いごとは、今までいろいろやったりはしたんですけど、本当に好きでやりたいっていうことじゃないと続かなくて。
このCODE FRIENDSは、自分から行くというか嫌がらずに行くっていう感じで、ほんと、楽しいんだなって、思います。』
~YHさん、コードフレンズで学んだことが、学校の勉強に役立ったことはありますか?
YHさん)
『「IF」とか。ちょうど、最近英語の授業で習い始めた。意味が分かっているので、授業がスムーズ。』
~YHさん、ゲームをつくりたいな、と思ったきっかけって、覚えてる?
YHさん)
『凄いゲームをやっていて、こんなゲームつくれるようになったらなぁ~って、ふと思いました。小学校5年生のときくらいかなぁ。』
~YHさん、ゲームを作りたいという夢(目標)のなかで、とくに、自分でやってみたいことは?
YHさん)
『キャラクターや絵を描くのが好きです。』
(近藤先生 『YHさんの作るゲームは、ほのぼのした心温まる&優しい感じのゲームが多いね。』)
~今やってるゲームは、マリオ以外だと、どんなのがあるの?
YHさん)
『ゼルダの伝説シリーズとか です。今、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
~なるほど、女の子ということもあり、可愛い感じのキャラクターのゲームですね。
~将来の夢を教えてください。
YHさん)
『ゲームを作ったりする仕事につきたいなぁ、と思っています。』
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CODE FRIENDS に入って、娘さんが成長したところはありますか?
母)
『すごく積極的になりましたね~。
引っ込み思案で、先生に質問することができないほうだっただと思うんですけど、
ここ(CODE FRIENDSの教室)で、先生に、手をあげて、ここがわからないですって、積極的に質問をするようになったと思います。』
~普段の生活では、いかがですか?
母)
『将来の夢がはっきりしてきたからなのか、生活全般も学校生活も 自信を持って過ごしているような気がします。
夏休みのときだったかな、近藤先生(CODE FRIENDS 講師)に、「将来ゲームプログラマーかデザイナーになりたいけど、その仕事は実際どういうものなのか教えていただいたり、今中学生のこの子にアドバイスをいただきたい」と、娘と一緒にお話しさせていただいたことがありました。
近藤先生から、「学校の授業もすごく大切だから。ゲームを作るうえで、歴史とかといろんなことを勉強しておくと、ゲームをつくるときに凄く役立つんだよ」というお話をいただいて、娘は「学校の授業をちゃんと受けてちゃんと勉強するというのが大事なんだ」ということを凄く感じたみたいで、今、学校の授業もすごく意欲的に頑張っているみたいです。CODE FRIENDSのおかげで、いろいろ、ありがとうございました。』
~普段の生活も、学校の勉強も積極的になってきてよかったですね。
ゲーム作ったり、ゲームを作る人達のインタビューを読んだり、どんどん、将来の夢をふくらませていって、是非、大好きなゲームにかかわる仕事をしましょう!応援します。
インタビューのお時間をいただき、ありがとうございました。
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ここからは、YHさんの作ったゲームをいくつか見せていただきました。
YHさんの作ったゲームは、優しい気持ち&ハッピーがいっぱいです。
柿の色、背景など、シンプルでわかりやすいイラストのなかに、色彩のグラデーションをいれている。とても綺麗。
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海溝を泳ぐウミガメが目指すのはのは、龍宮城。道程にはサメがウヨウヨ。
当たり判定がシビアなので、なかなか進めない(涙)
『総天然色パラダイスの龍宮城が待っているぞ、頑張れウミガメ!』
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【チンアナゴをたたけ】
ちんあな、ちんあな…海の底の砂場からヒョコッと顔をだしてくる。
可愛いなぁ。配色いいなぁ。
『あれ?チンアナゴって、この色無いよね?。うん、緑はない(笑)』
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近藤先生(栄アクアリング校講師)から
いつもご両親のどちらかと一緒に参加されていて、ご両親のメモを取る姿が印象的です。こういった支えもあって、半年遅れで入校したけどカリキュラムで習ったテクニックをひとつずつ丁寧に習得していっている様に見えます。コードフレンズに入校してまだ1年ちょっとだと思いますが、順調にレベルアップしてきている印象です。
作品にもその丁寧さが現れていて、カリキュラムで習ったことをきちんと使いこなしています。さらにそこへ自分のアイデアやキャラクターのデザインを盛り込んできちんとゲームとしての表現ができる様になってきています。
ゲームプログラミングに限らずコンピュータを使って自分のアイデアを実現することが今のうちからできるのはすごいなって思います。
とっても楽しく、僕たちにゲームの説明をしてくれるYHさん。
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